売れ筋 いい感じのサンヨーグルービー後期型 RP-7500
商品概要
商品の説明此方に何度か書いて居ますが、個人的にサンヨーのラジオには結構思い入れがあります。今やサンヨーと言うメーカー名さえ知らない世代が社会に出てるのかと、同社の消滅時の事を調べてみると、同社がパナソニックに吸収合併されたのは2011年でした。13年前でそれ程前の事ではなかった様です。同社製品は割にユニークなデザインとアイディア、そしてナショナルよりは少し安い価格で購入出来る点が魅力で、安月給だった小生なんぞは、田舎から出てきて必要な家電品の半分位を同社の物で揃えたのでは無いかと思います。掃除機、冷蔵庫、扇風機等がそうでしたが、忘れていけないのはU4と名付けられた小型ラジカセで、スッキリしたデザイン、軽さでありながら、中々の音でクルマでドライブする際に良く持って行きました。このラジオは小生がラジオ弄りを始めた以降に初めて手にしましたが、73年頃の発売当時としてはソニー、ナショナルに負けない魅力的なデザインと可成りのスペックで、一度は手にしてみたいモデルでした。グルービーと言う愛称も新しく、今でこそ良いグルーブ感などと日本語にも溶け込んで居ますが、発売された当時では中学の英語辞書にも載って居ないほど新しい言葉でした。今回手にしたのは多分4台目かと思います。サンヨーはそれ程商圏が大きくなかったのでしょうか、余り市場でも目にしません。一応当時の流行は全て織り込んで居て、バス、トレブルのトーンコントロール、トランスミッター機能、AFC,チューニングメーター(この針の動きは結構本格派です)等が整然とレイアウトされており全体のデザインも垢抜けて居ます。内部を見ると割に上等そうな部品が使われており、整備性も良い。特にピンクに着色された木ネジを外すとボディと基盤部分が分離出来るのは当時のナショナルと同じです。スピーカーは可成り大きなアルニコ磁気回路の10cmの物で、許容入力も3Wあり、可成り大きな音が破綻なく出せます。音は良く、ソニーの繊細さとナショナルの野太い感じの中間です。この個体は何故かバンド切替がガッチリとエポキシで固定されて短波しか聴けない状態でした。相当に苦労してφ5mmのプラ棒を埋め込み、接着部は全て削り取りました。機能としては全く問題有りません。例によってお届け翌日迄、評価前の買い手責任外の不具合には対応します。電池のみお付けします。商品の情報カテゴリーテレビ・オーディオ・カメラ > オーディオ機器 > ラジオ・コンポ > ラジオ・ラジカセ商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域千葉県
取扱説明書
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