売れ筋 河緑石硯 世界四大名硯 書道具 ウブ品 伝世品 入手困難 骨董 WWFT020
商品概要
商品の説明商品番号WWFT020商 品 名河緑石硯サ イ ズ約横11cm*厚み2cm*奥行15cm重 量約612g商品説明 河緑石硯(とうがりょくせきけん)とは、世界四大名硯のひとつとされ、中国甘粛省から採掘される硯(すずり)です。 採掘期間が短く採掘場所が失われたことから「幻の硯」とされています。 宋代(960-1279)から作られている甘粛省の硯は、別の名を「河石硯」「河緑石」とも呼ばれる。材料となる天然石が、河で採れる緑色の石の為である。中国西部甘粛省の甘南チベット族自治州の卓尼県が主な生産地で、この地域の人々のほとんどは硯を作って生計を立てている。 河の底から採取する石は、学名「輝緑岩」又は「水成岩」と呼ばれ、渋い緑色が特徴である。透明感がありヒスイに良く似ていてツヤがあり、様々な色あいの物がある。著名書道家の黄庭堅が、美しい緑色の石を「鴨の頭のような緑」と比喩したことから、鴨頭緑は最高品質硯の代名詞となった。石で作った硯は、硬くきめ細かで、叩いても音がせず、玉のように輝き美しい。滑らかに墨が磨れ、筆先を傷めず、たまった墨は夏に乾きにくく、冬に凍りにくい特徴がある。 石は石質によって大きく別けられる。最高級の「鴨頭緑」別名、「緑(yi)石」は、透明感とツヤがあり、細い水流や細かい雲のような紋がある。きめ細かく硬い石肌は、墨磨りが良く、発墨が美しくて、たまった墨は乾きにくい。緑色の中に黄の紋が入ったものは更に、珍重される。「鸚鵡緑」は濃い緑色で、石質は滑らか、ツヤがある。特に黒い点紋があるものは人気がある。「柳葉青」は暗い緑の中に柳葉や水波の紋、朱砂の点紋が入り、石質は硬い。水滲みがゆっくりで淡く明るい緑色のものは「淡緑色石」と呼ばれる。 硯には、通常、精巧な彫刻が施されている。ポピュラーな題材は龍で、他には亀や山水、鳥や草花などが、透かし彫りや浮かし彫りで繊細に彫刻される。美しい自然の石紋が重要視され、蓋付きの硯の場合は、蓋と本体の紋が一体となるように作られた。硯は書道の道具として、また芸術的価値の高い美術品としても、国内外から評価されている。過去から現代にかけて、多くの愛好家が上質の硯を収集し貯蔵している。注意事項 古美術品は基本的返品できません!商品の情報カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 書 > その他商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域福岡県
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